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■ グラン・プラス Grand-Place 市の中心となる広場で、中世には馬上槍試合も行われました。1695年、ルイ14世率いるフランス軍の砲撃に遭い、広場を取り囲む建物のほぼ全てが破壊されましたが、5年後にはもとの姿を取り戻しました。現在は毎日花市が立つほか、さまざまなイベントの会場として利用され、いつも人々で賑わっています。かつてヴィクトル・ユゴーは「素晴らしく大きい広場」と呼び、ジャン・コクトーは「絢爛たる劇場」とたたえました。市庁舎を中心にギルドハウスが立ち並ぶ眺めは圧巻です。
■市庁舎 Hôtel de Ville ブリュッセルを代表する建造物のひとつ。15世紀に建てられたフランボワイヤン(後期フランス・ゴシック)様式の建物で、中央の塔の高さは96メートルあります。先端の像は、ブリュッセルの守護聖人である大天使ミカエルです。 ■王の家 Maison du Roi 市庁舎に向き合って建っています。16世紀にスペイン王カール5世の命で建てられたのに因み、現在の名がありますが、王様が住んだことはありません。フランス革命後は「人民の館」Maison du Peupleと呼ばれました。1695年に火災に遭い、1873年から1895年にかけて全体的にネオ・ゴシック様式に改築。現在は市立博物館として利用され、「小便小僧」の衣装などが展示されています。 ■ガルリ・サンチュベール Galeries St-Hubert グラン・プラスの北東に続く瀟洒な商店街でヨーロッパ最古のアーケードのひとつ。「女王」、「王」、「王子」の3つの通りがあります。ネオ・クラシック様式とネオ・イタリア様式からなる、J.-P.クリュイズナールの設計で1846年から1847年にかけて建造されました。
■小便小僧 Manneken-Pis 17世紀にJ. デュケノワによって作られた可愛らしい彫像。マヌカン・ピスとかプチ・ジュリアンと呼ばれているブリュッセルの最年長市民です。今までに2度盗難に遭っています。
■モネ劇場(ベルギー王立歌劇場) 1700年10月バイエルンのマクシミリアン・エマヌエル公の命によってブリュッセルに誕生。「モネ劇場」という愛称は、劇場が造幣局の跡地に建築されたことから「お金」を意味する「ラ・モネ」に由来しています。1800年フランスの支配下、ブリュッセルを訪れた皇帝ナポレオンは古くなった建物の背後に新館を建設、1819年に完成しましたが1855年に火災にあい、以降修復されました。ホールの再建を担当したのはベルギーの建築家ジョセフ・ポエラールです。現在に至るまでに300年以上の歴史を誇る劇場では歴史に残るような輝かしい公演が上演されてきました。1830年のベルギー王国独立の際には、スペイン支配に対するナポリ漁村の反乱をテーマにしたオペラ『ポルティチの聾唖の娘』が独立のきっかけとなりました。毎週土曜日正午には歌劇場のガイド付きの見学ツアーあります。豪華な内部は必見。 ■芸術の丘 Mont des Arts ブリュッセルの下町と山の手を結ぶフランス式庭園の公園で市民の憩いの場になっています。南東の丘の上からは素晴らしい眺望が楽しめます。南西側は王立図書館、東側は王立美術館、パレ・デ・ボザール(コンサートホール)、楽器博物館がある芸術広場です。 ■ブリュッセル公園 Parc de Bruxelles もともとはブラバン公の私有地でしたが、1830年にベルギー独立派とオランダ軍が最初に戦った場所でもあります。1835年、建築家ジンネの設計によってフランス庭園に造りかえられました。北面を国会議事堂、南面を王宮が取り囲んでいます。 ■王宮 Palais Royal かつてブラバン公の宮殿があった場所に建っています。現在の建物は18世紀にオレンジ公ウィレム一世の治世下に再建されたものを基礎とし、その後1904年国王レオポルド2世によって内外装ともほぼ全面的にルイ16世様式に改築されたものです。建物の両翼部分は18世紀に建てられたものでそれぞれに別館が付属しています。右翼部分はベルビュー博物館として使用されています。王宮は国王が執務を取られる場所ですが、毎年夏の期間(7月末~9月初め)無料で一般公開されます。
■ラーケン王宮 Palais de Laeken ブリュッセル市内北部ラーケン地区にあります。ルイ16世様式の宮殿は王室の居住区にあるため一般公開されていませんが、同じ居住区内にある王宮温室は毎年春に数日間公開されます。温室はアルフォンス・バラ設計によるアールヌーヴォー様式の建物で「ガラスの宮殿」とも呼ばれます。アフリカや世界各地からの珍しい植物が集められています。
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■グラン・サブロン広場 Place du Grand-Sablon サブロンという名は、昔ここが湿地の中の砂州だったことに由来しています。周辺には骨董屋が多く、土・日は広場に骨董市が立ちます。個性的なチョコレートショップやレストランも集まっています。南東側はステンドグラスの美しいノートル・ダム・デュ・サブロン教会。 ![]() ■プチ・サブロン広場 Place du Petit-Sablon 中世のギルドをあらわす48体のブロンズ像が立っています。 ■最高裁判所 Palais de Justice J. ポラールの設計による、高さ100メートル以上、2万6千平米の面積をもつ巨大建造物。中世の絞首刑場跡に造られ、1883年に完成しました。 ■ルイーズ通り Avenue Louise ルイーズ広場を角にした南東のルイーズ通りと北東のトワゾン・ドール通りは、ともにブランドショップの立ち並ぶ高級ショッピング街です。 ■独立50周年記念門(サンカントネール門) 1880年のベルギー独立50周年を記念して、建築家シャルル・ジローによって1904年から1905年に建設されました。3つのアーケードを擁し、上部には青銅の巨大な像、凱旋の像があります。デッキ部分にのぼり見晴らしを楽しむこともできます。記念門の両翼の建物は博物館群。歴史美術博物館、クラッシックカーのコレクションで知られる自動車博物館(オートワールド)、反対側は軍事博物館。この一帯は通称「サンカントネール公園」と呼ばれます。
■アトミウムとブルパーク Atomium / Bruparck アトミウムは1958年の万国博のとき建てられたもので、鉄の分子の1650億倍の模型になっています。一番上の球にある展望台までエレベーターで上がれます。 ■ミニ・ヨーロッパ Mini-Europe ロンドンのビッグ・ベン、ブリュッセルのグランプラス、フランスのエッフェル塔、アテネのアクロポリスなど、約350のヨーロッパの重要なモニュメントを1/25のミニチュアで再現。季節により開館時間が異なるので要確認。レストラン、カフェテリア有り。
《宗教建築》 ■サン・ミッシェル大聖堂 Cathedrale S.S. Michel et Gudule メッヘレン・ブリュッセル大司教区聖堂。前国王ボードワン1世とファビオラ王妃との結婚式もここで行なわれました。建物は13-15世紀の壮麗なブラバント・ゴシック様式です。カール5世とその家族から贈られたステンドグラスは16世紀ルネサンス様式。内陣にはブラバン公ジャン2世、アルベール大公、イザベル大公妃、オランダ総督シャルル・ド・ロレーヌなどの墓があります。 ■ノートル・ダム・ド・ラ・カンブル修道院 Abbaye N.-D. de la Cambre 1201年、ブリュッセルの貴婦人ジゼルの援助で設立されたシトー会修道院。最初の建物は宗教戦争の際に破壊されましたが、16世紀に再建され、18世紀には大規模に増築されました。ゴシック・レイヨナン様式とフランボワイヤン様式で建造された美しい付属教会堂と庭園を見学したい。 ■国立コーケルベルグ大寺院 Basilique Nationale du Sacré-Cœur (Basilique de Koekelberg) 1905年に着工され、完成するまでに65年もかかった大寺院。世界で5番目の大きさです。アール・デコ様式。テラスに登ればブリュッセルの素晴らしいパノラマが楽しめます。 ■聖ペトロ聖ギドン参事会教会 Collegiale des Saints-Pierre et Guidon 古い起源(10世紀頃)をもつ、ブラバント地方でもっとも重要な名刹のひとつ。現在の教会堂は14世紀から16世紀にかけてゴシック様式で建造されました。尖塔は19世紀に追加。聖ギドンの墓が安置された地下聖堂はロマネスク様式で、ベルギーでおそらくは最も古いものです。 ■ラーケン聖母教会 Eglise N.-D. de Laeken 建築家ポラールの設計によって建てられたネオ・ゴシック様式の教会で、地下聖堂には王家の墓があります。付属墓地には著名人の墓も多いです。 ■ノートル・ダム・ド・ラ・シャペル教会 Eglise N.-D. de la Chapelle ブリュッセルの下町マロル地区にあるロマネスク・ゴシック様式の教会。ブリューゲル(父)の墓があることで有名。 ■ノートル・ダム・デュ・サブロン教会 Eglise N.-D. du Sablon ブリュッセルで最も美しいフランボワイヤン・ゴシック様式の教会。 |
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