ベルギーがイチゴの産地だということをご存知でしょうか?ナミュールの近く、ムーズ川の左岸にあるウェピオンWépionという小さな村、ベルギーでもイチゴの名産地として知られ、各地で「ウェピオン産のイチゴ」として市場などで売られます。
ウェピオンは、少し前までテニスの世界ランク1位だったジュスティン・エナンの出身地でもあり、小さい頃はナミュールのテニスコートで練習していたそうです。
ウェピオンのイチゴは、もちろん朝市などでも売られるのですが、時期になると(5月~8月ごろ)ナミュールとディナンをつなぐムーズ川沿いの通りに小さな屋台小屋が立ち並び、栽培農家の人達によって売られています。
ベルギーの人達は、みなさん小屋の横に車で乗り付けてイチゴを買いに来ます。
イチゴは紙製のパックに入れられ、ひとパック3~4ユーロで売られています。日本のイチゴと大体同じくらいでしょうか。小屋へ買いに訪れたお客さんに、ウェピオンのイチゴについて聞くと、「ここのイチゴは世界一だね!」と答えてくれました。
ウェピオンのイチゴは小高い丘の斜面を利用して作られています。
このあたりの地域は、土地に小石が多く、石灰質のため水はけが良く、また軽度に鉄分を含んでいるため、イチゴの栽培に適しているそうです。
またこのあたり特有の気候によってできる朝もやが一帯を覆うことで、イチゴに緋色のような色合いを帯びさせるということです。
かつてに比べると、栽培人口も減少傾向にあるようですが、イチゴを愛する農家の方々が地域の"伝統"を守っています。
旅の途中で、イチゴを売る小屋を見つけたら是非味わってみてください。
(写真©八木 実枝子)












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