毎年開催されるアトの「巨人祭り」が今年も8月21・22日に開催されます。ユネスコ無形遺産に登録されるこのお祭りは、小さな町アトの人たちが毎年楽しみにしている一大行事であり、大切に守られている町の誇りでもあります。
巨人祭りが開催される時にだけ食べられるものがあるのです。
それは「マステルのタルトTarte à Mastelles」と呼ばれるタルト。
"マステル"とはもともとフランスのピカルディ地方が発祥の丸い小さなパンのようなもので、サクッとした食感が特徴。
これを砕いたものにアーモンドやバニラエッセンス、マカロンの砕いたものなどを混ぜて6時間ほど寝かせたあと、卵の黄身とメレンゲを混ぜ、オーブンで焼いたもの。
ブルゴーニュの赤ワインと一緒にいただきます。
このタルトはお祭りの期間だけ町中のパン屋さんやケーキ屋さんに並ぶ、アトの人たちにとっても特別な存在。
土曜日に行われる「ゴリアテの結婚式」が終わった後に家族や友達と集まり、みんなでこのタルトを食べるのがアトの人たちの大きな楽しみです。
今はパン屋さんなどで買って食べるのが主流ですが、昔は家のお母さんが生地だけ作って、それをパン屋さんに持って行って焼いてもらったりしていたそうですよ。
「アトの巨人祭り」の主なプログラム
8月21日(土)
12:00 教会の鐘が鳴り、お祭りの始まりを告げる
15:00 ゴリアテとその妻が婚礼の儀式に聖ジュリアン教会へ
17:00 ダヴィデとゴリアテの戦い
8月22日(日)
09:45 駅から行列の行進開始(巨人、馬車など) ~15:00頃まで
15:00 午前中と逆のルートで行進
ブリュッセルからアトへのアクセス
ベルギー国鉄で直通ICにて約40分











