ベルギー観光局ワロン地方

ベルギー南部の自然豊かな地方。
ゆったりとした時間が流れています。

Stavelot
スタヴロ

Stavelot(仏)

ベルギー観光局ワロン地方|スタヴロ

中世以来の歴史を遺す修道院とカーニヴァルで知られる街

リエージュ州
人口6千人

リエージュ州東部を流れるアンブレーヴ川の右岸に階段状をなす町。

スタヴロの歴史はマルメディの歴史でもあります。フランスのリュクスイユ、ソリニヤック、クリュニーなどの大修道院で研鑽を積んだ聖レマクルスが、651年、スタヴロとマルメディの地を選んで大修道院を創設、双方ともスタヴロ・マルメディ修道院所領となりました。この所領はリエージュの皇子司教に似た皇子修道院長を頂点とした一種の国のような機能をもっていました。修道院の宗教的文化的絶頂期にあたる12世紀は、経済文化面でも最盛期でした。その後、1794年のフランス革命の動乱とともにスタヴロの独立自治は終わります。1977年にはフランコルシャンと合併しました。

アクセス

国鉄&バス

リエージュ・ギマンLiège-GuilleminsからルクセンブルグLuxembourg行きでトロワポンTrois-Pontsまで1時間。スパSpa行きのバスに乗り換え15分。

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スタヴロのレストラン |ブリュッセル|ベルギー観光局ワロン地方
スタヴロのホテル|ブリュッセル|ベルギー観光局ワロン地方
スタヴロのイベント|ブリュッセル|ベルギー観光局ワロン地方

観光スポット

聖ルマクル広場
Place St-Remacle

取り囲む建築と石畳が美しい広場。スタヴロの自由を象徴したペロンの噴水(1769)があります。

聖セバスティアン教会
Eglise St-Sebastien

18世紀建造。モザン美術の傑作「聖ルマクルの聖遺物箱」(1268)があります。リエージュゆかりの聖ルマクルや聖ランベールなどが彫刻されています。また、リエージュの金銀細工師ジャン・ゴーザン作の胸像型聖遺物箱(1624)も安置されています。これにはスタヴロのかつての修道院長聖ポポンの聖遺物が納められています。

スタヴロ修道院
Abbaye de Stavelot

内部に以下の3館があります。

スタヴロ・マルメディ修道院所領博物館
© OPT/A. Kouprianoff

●スタヴロ・マルメディ修道院所領博物館
Musée de la Principauté de Stavelot-Marmédy

聖ルマクルによる創設からフランス革命に至るまでのスタヴロ修道院の歴史を紹介。

スパ・フランコルシャン・サーキット博物館
© Abbaye de Stavelot

●スパ・フランコルシャン・サーキット博物館
Musée du Circuit de Spa-Francorchamps

「世界一美しいサーキットコース」として国際的に有名なスパ・フランコルシャンの歩みを紹介。修道院のロマネスク様式のカーヴを利用して数々のレーシングカーを展示。

●ギヨーム・アポリネール資料館
Musée Guillaume Apollinaire

1899年にスタヴロでヴァカンスを過ごしたフランス詩人ギヨーム・アポリネール(1880-1918)を紹介。書籍、写真のほか、芸術家たち(ピカソ、マリー・ローランサン、ヴラマンクなど)との交流を伝える書簡を展示。
なお、考古学遺跡、回廊と中庭、ミュージアムショップ、観光局、ミュージアムカフェは入場自由。カフェではビール、チーズ、ハムなどの特産品が食事できます。
http://www.abbayedestavelot.be/

オート通り
Rue Haute

とても美しい通り。真壁造りの古い家が立ち並びます。

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イベント

ブラン・ムーシのカーニヴァル
Carnaval des Blanc Moussis

ブラン・ムーシのカーニヴァル
© OPT/Photo A. Kouprianoff

ブラン・ムーシとはワロン語で「白装束」の意。四旬節の中旬に開催されるカーニヴァルの人気者です。ブラン・ムーシは頭巾のある純白の服装に身を包み、真っ赤で長い鼻をつけ、膨らませた豚の膀胱と紙吹雪、箒、さらには釣竿に吊るした鰊の燻製で人々を驚かせます。とても古い祭りで1706年にはすでに記録が残っています。俗説によれば、1502年(または1499年)、ギヨーム・ド・マンデルシャイト修道院長が修道士にカーニヴァル参加を禁じたのを揶揄するために、住民たちが白い修道服でカーニヴァルを祝ったのが始まりとか。そのため2002年は第500回目の開催を迎えたということになっています。
http://www.laetare.info/

スタヴロ室内楽フェスティヴァル
Festival de Musique de Chambre

夏にスタヴロ修道院で開催。国際的な室内楽奏者が多数出演します。
http://www.festivaldewallonie.be/

演劇フェスティヴァル
Festival Vacances-Théâtre

夏に市庁舎で開催。演劇、音楽、歌など、全市民参加型のフェスティヴァル。

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周辺

コー
Coo

アンブレーヴ川が曲折する美しい景観の地。18世紀にスタヴロの修道士たちが造った落差13mの滝があります。付近の人造湖にはベルギー唯一の水力発電所があります。スタヴロから約5km。

コー観光局
Syndicat d'Initiative de Coo

Petit-Coo - B-4970 Stavelot
Tel : 080 68 46 39

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関連書籍

堀田郷弘著『アポリネールの恋の詩と真実:マリアとエロスとミューズ』

高文堂出版社、1988年
「スタヴロのカフェの娘、マレイ」の項目があります。

丹下栄著『中世初期の所領経済と市場』

創文社、2002年
第1章に「スタヴロ・マルメディ修道院の所領空間」の項目があります。

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スタヴロと関係のある人物

詩人アポリネールのヴァカンス

ヌーヴ通り12番地に、ギヨーム・アポリネール(1880~1918)が兄弟と二人で3カ月滞在しています。18歳の時(1899年)でした。母親は子供たちを宿に預けたまま、スパやオステンドのカジノでギャンブルに熱中していました。アポリネールはそのあいだスタヴロの娘マリア・デュボワと恋愛、マレイの名で詩に登場するのは彼女のことです。所持金の尽きた兄弟は母に手紙を書きますが、母が送ってよこしたのはパリへ戻るための現金と切符でした。二人は10月5日、宿代も払わずに夜逃げします。ロシアの御大尽(母親はロシアの男爵夫人)といういでたちの家族に起こったこの顛末には誰もが驚きました。ヌーヴ通りの宿は今日、アポリネールの詩に因んで「愛されぬ男」という名のホテルになっています。

聖ルマクル Saint Remacle

アキテーヌ地方出身。ベルギーの代表的聖人(7世紀)。アイルランドの聖コロンバヌスが創設したリュクスイユ修道院に入り、その後リモージュ付近のソリニヤック修道院を建て、そこで10年間修道院長を務めます。その後、645年頃ベルギーにやってきます。まずブイヨン付近のキュニョン、そしてスタヴロ、マルメディに修道院を創設しました。671年から679年のある年の9月3日にスタヴロで没。祝日9/3。

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観光局

スタヴロ観光局
Office du Tourisme de Stavelot

Aile d'accueil de l'Abbaye
Abbaye de Stavelot, BP 52 - B-4970 Stavelot
Tel : 080 86 27 06
Fax : 080 88 08 77
http://www.stavelot.be/

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ベルギー観光局ワロン地方

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Belgian Tourist Office Wallonia

ベルギー観光局

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