JALマイルを貯めている方にとって、避けては通れない問いがあります。
「JALマイルを貯めるなら、本家のJALカードが一番効率的なのでは?」
結論から申し上げます。日常の決済で最もマイルが貯まるのは、本家ではなく「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カード(以下セゾンプラチナビジネス)」です。
なぜ、セゾンが本家を超える還元率を実現できるのか。そして、2025年の今、「公式サイトから申し込むと1.2万円損をする」と言われる紹介特典の正体とは。JALマイラーにとっての最適解を徹底解説します。
なぜJALファンが「セゾン」を指名買いするのか?
本家JALカード(プラチナ)の基本還元率は1.0%です。対して、セゾンプラチナビジネスは特定の条件を満たすことで1.125%という還元率を叩き出します。
わずか0.125%の差に感じるかもしれませんが、年間300万円決済すれば、それだけで数千マイルの差が開きます。さらに、セゾンには「マイルの有効期限を実質的に延ばせる」という、本家にはない圧倒的な強みがあるのです。
【徹底解説】JALマイル還元率「1.125%」を実現するロジック
この高還元率は、2つのポイント制度を「二階建て」で利用することで実現します。
① SAISON MILE CLUBへの加入

セゾンプラチナビジネスの保有者が「SAISON MILE CLUB(セゾンマイルクラブ)」に登録すると、ショッピング利用1,000円につき10マイルが自動的に貯まります。これだけで還元率は1.0%です。
② 永久不滅ポイントのボーナス加算
プラチナカード限定の特典として、1,000円のマイル加算とは別に、2,000円につき1永久不滅ポイントが貯まります。永久不滅ポイントは「200ポイント = 500JALマイル」のレートで交換できるため、計算式は以下のようになります。
1,000円利用}= 10マイル + 1.25マイル相当(0.5ポイント分) = 11.25マイル
合計還元率:1.125%
日常のあらゆる支払いが、本家JALカードを凌駕するスピードでマイルに変わっていくのです。
【決済額別】獲得JALマイルシミュレーション!あなたの生活でマイルはどれだけ貯まる?
還元率「1.125%」という数字だけを見ても、ピンとこないかもしれません。そこで、年間の決済額に応じて、実際にどれだけのJALマイルが貯まるのかをシミュレーションしました。
一般的な1.0%還元のクレジットカードと比較すると、その差は一目瞭然です。
| 年間決済額 | セゾンプラチナ(1.125%) | 一般的なカード(1.0%) | 獲得マイルの差 |
| 100万円 | 11,250マイル | 10,000マイル | +1,250マイル |
| 300万円 | 33,750マイル | 30,000マイル | +3,750マイル |
| 500万円 | 56,250マイル | 50,000マイル | +6,250マイル |
| 1,000万円 | 112,500マイル | 100,000マイル | +12,500マイル |
具体的にどんな「旅」ができる?
貯まったマイルの価値を、実際の特典航空券に当てはめてみましょう。
- 年間100万円決済(月約8.3万円)
東京ー大阪・福岡などの国内線往復航空券(JALグループ)が毎年手に入ります。さらに紹介特典のアマギフ1.2万円分を加えれば、旅先での食事代までカバーできてしまいます。
- 年間300万円決済(月25万円)
これだけで、韓国や台湾などの東アジアへの国際線往復が可能です。決済額が多い月があれば、ハワイへの往復航空券(約40,000マイル〜)も決して夢ではありません。
- 年間500万円以上(ビジネス・納税利用など)
毎年、東南アジアや欧米路線のビジネスクラス特典航空券を狙える圏内に入ってきます。
初年度は「紹介特典」がブーストに!
さらに忘れてはならないのが、初年度限定の圧倒的なメリットです。
- 初年度年会費無料(33,000円が0円に!)
- 紹介特典Amazonギフト券 12,000円分(入会翌々月までに20万円利用が条件)
仮に初年度に20万円を決済した場合、通常マイルに加え、12,000円相当の還元が確定します。これは実質的なマイル還元率を大幅に押し上げる「ボーナス期間」と言えるでしょう。
「ビジネス」カードならではの強み!納税・経費決済でマイルを効率的に積み上げる
「セゾンプラチナ・ビジネス」という名称ですが、このカードは「個人」の信用で申し込めるのが最大の特徴です。法人格を持っていないフリーランスや副業を始めたばかりの方、あるいは「これから事業を始めたい」という会社員の方でも、本人確認書類だけで発行できる非常に門戸の広いプラチナカードです。
ビジネスカードとしての機能をフル活用することで、日常の買い物だけでは到達できない「大量マイル獲得」への道が開けます。
① 納税でマイルを貯める:賢いキャッシュフロー戦略
所得税、消費税、住民税、さらには固定資産税や自動車税。避けては通れない「納税」をマイル獲得のチャンスに変えられるのは、プラチナカードならではのメリットです。
- 還元率のルール
税金や公共料金の支払いについては、「2,000円につき10マイル(還元率0.5%)」が貯まります。 - マイルクラブの活用
SAISON MILE CLUBに加入していれば、納税額に応じて自動的にJALアカウントへマイルが積算されます。
「通常のショッピング(1.125%)に比べると還元率が低いのでは?」と思われるかもしれません。しかし、納税額が数十万、数百万円単位になる場合、現金や銀行振込では1マイルも貯まりません。「0.5%分(200円につき1マイル相当)が確実に、かつ自動的に貯まる」という点は、納税額の多い方にとって無視できない恩恵です。
また、カード決済にすることで実際の引き落としまで支払いを先延ばしにできるため、手元のキャッシュ(現金)を事業や投資に回せるという経営的なメリットも見逃せません。
② 紹介特典「20万円利用」を納税で一気にクリアする
当ブログ限定の「紹介特典:Amazonギフト券 12,000円分」を手にするためには、入会翌々月までに20万円以上の利用という条件があります。
「2ヶ月で20万円も使う予定がない」という方でも、この納税(所得税や住民税など)をカード決済に充てることで、条件を一撃でクリアすることが可能です。
- 初年度年会費無料(33,000円の得)
- 紹介特典アマギフ(12,000円の得)
- 納税によるマイル加算
この3つを組み合わせることで、初年度のコストを大幅に上回るリターンを確実に手にすることができます。
③ 登記簿・決算書は不要。個人の信用で「即戦力」に
一般的な法人カードは、設立年数や黒字実績が厳しく問われることがありますが、セゾンプラチナビジネスは違います。 「登記簿謄本や決算書の提出が不要」で、個人の本人確認書類だけで審査が行われるため、スピード感を持って発行できます。
- 副業を始めたばかりで、まだ実績がない
- 独立したてで、法人名義のカードが作れない
- 会社員だが、個人の納税額が多い
このような状況でも、プラチナカードの「高い限度額」と「充実した付帯サービス」をすぐに手に入れられるのは、大きなアドバンテージです。
④ 公私を分離し、経理作業をマニュアル化
ビジネスカードを持つ最大の事務的メリットは、「プライベートと仕事の支出を明確に分けること」です。
- 経理の自動化
クラウド会計ソフト(freeeやマネーフォワードなど)と連携させれば、カードの明細が自動で取り込まれます。 - 確定申告の時短
1年分の「仕事の経費」と「納税」がこの1枚の明細に集約されるため、確定申告前の仕分け作業が劇的に楽になります。
「マイルを貯める」という楽しみに加えて、「面倒な事務作業を最小化する」という実益。この両立ができるのが、セゾンプラチナビジネスが多くの個人事業主や経営者に選ばれ続けている理由です。
コンシェルジュ・空港サービスの具体的な使い倒し術!プラチナカードを持つ「本当の喜び」
セゾンプラチナビジネスの価値は、JALマイルの還元率だけではありません。このカードを手にするということは、あなたの旅や日常をサポートする「専属の秘書」と「世界中のVIPラウンジへのパスポート」を手に入れることを意味します。
スペック表だけでは伝わらない、実際の活用シーンをイメージしてみましょう。
① 「コンシェルジュ」は24時間対応の頼れるパートナー

プラチナカードの代名詞とも言えるのが、24時間365日対応の専用コンシェルジュ・サービスです。
- レストラン予約のプロ
「大切な記念日に、夜景が見える静かな個室のフレンチを探してほしい」「出張先で、現地の人に人気の、会食に使える割烹を予約してほしい」といった要望に、電話一本で応えてくれます。自分でネット検索を繰り返す時間をショートカットできるのは、多忙なビジネスパーソンにとって最大の贅沢です。
- 入手困難なチケットやプランの相談
自分ではなかなか予約が取れない人気ホテルの空室確認や、旅行プランの提案までサポート。まるで専属の秘書がいるかのような安心感を得られます。
② 「プライオリティ・パス」で世界の空港がリビングになる

海外旅行をされる方にとって、これほど心強い特典はありません。世界148カ国、600以上の都市で1,500カ所以上の空港ラウンジを利用できる「プライオリティ・パス」のプレステージ会員(通常年会費469米ドル)に、無料で登録できます。
- 搭乗までの時間を極上の休息に
喧騒から離れたラウンジで、無料の食事やアルコールを楽しみながら、出発直前までゆったりと過ごせます。シャワー完備のラウンジなら、長距離フライトの前後でもリフレッシュが可能です。
- 国内でも「ぼてぢゅう」等で贅沢な食事を
最近、SNS等でも話題になっているのが、成田空港や関西国際空港などの対象飲食店で受けられる優待です。例えば、お好み焼きの名店「ぼてぢゅう」などで、1回につき3,400円相当の食事が無料といった驚愕の特典があります。
③ 手荷物無料宅配サービスで「手ぶら」移動

海外旅行からの帰国時、重いスーツケースを持って電車移動するのは疲れるものです。セゾンプラチナビジネスなら、帰国時に空港から自宅までスーツケースを1個無料で配送してくれます。
「空港に到着したら、そのまま手ぶらで自宅へ、あるいはオフィスへ」。このスムーズな移動を一度体験してしまうと、もう元の旅行スタイルには戻れません。
【初期設定】JALマイルを貯めるための必須ステップ
カードが届いたら、真っ先に行うべき設定があります。これを忘れるとマイルが貯まらないため、確実にチェックしておきましょう。
① SAISON MILE CLUB(セゾンマイルクラブ)への登録
この記事の核心である「1.125%還元」を実現するには、このクラブへの入会が必須です。
- 登録方法:カード到着後、専用のWebサイトから申し込みます。
- マイルの貯まり方:一度登録すれば、あとはショッピングをするだけでJALマイルが自動的にあなたのアカウントへ積算されます。都度、ポイントを交換する手間がないのが非常に快適です。
② 永久不滅ポイントの交換(0.125%分)
1,000円=10マイルとは別に貯まる「永久不滅ポイント(2,000円につき1ポイント)」は、自動ではマイルになりません。
- メリット
あえて「ポイント」のまま持っておくことで、マイルの有効期限を調整する「バッファ」として使えます。
- 交換のタイミング
マイルが必要になったタイミングで、Netアンサーから「200ポイント = 500マイル」のレートで手動交換しましょう。これこそが、有効期限を実質的に無期限化する裏技です。
【比較】本家JALカード vs セゾンプラチナビジネス
どちらを持つべきか迷っている方のために、主要スペックを比較しました。
| 比較項目 | 本家JALカード(プラチナ) | セゾンプラチナビジネス |
| JALマイル還元率 | 1.0%(アドオン除く) | 1.125% |
| マイル有効期限 | 36ヶ月 | 永久不滅ptで実質無期限 |
| 年会費(税込) | 34,100円 | 33,000円 |
| コンシェルジュ | あり | あり |
| プライオリティ・パス | あり | あり |
本家が有利なのは「JAL航空券購入時(アドオンマイル)」のみ。それ以外の公共料金、税金、食費などの決済については、セゾンの方が明らかにマイルが貯まり、かつ管理も楽になります。
2025年最新のコストパフォーマンスと損益分岐点
2025年よりサービス内容の一部改定がありましたが、依然としてその価値は揺らぎません。
- 年会費:33,000円(税込)
- SAISON MILE CLUB会費:5,500円(税込)
合計38,500円の維持費となりますが、後述する「紹介特典の1.2万円」を活用すれば、初年度の負担は26,500円まで抑えられます。
さらに、年間で15万マイル(決済額ではなく獲得マイル数)に到達するようなヘビーユーザーであれば、次年度のMILE CLUB会費が無料になるという優遇措置も用意されています。
【知らないと損】公式サイトにはない「紹介特典1.2万円」の受け取り方
セゾンプラチナビジネスは、現在キャンペーンにより「初年度年会費無料(33,000円相当)」という破格の条件で発行できます。
しかし、ここからが重要です。普通に公式サイトから申し込むのと、既存会員からの「紹介リンク」を経由するのとでは、さらに1.2万円もの差がつきます。
初年度は「実質プラス」からスタートできる
当ブログの紹介リンクからお申し込みいただくと、通常の「初年度無料」に加えて、以下の限定特典が適用されます。
当ブログ限定紹介特典:Amazonギフト券 12,000円分プレゼント (※入会翌々月までに合計20万円以上の利用が必要)
つまり、初年度は33,000円の年会費がタダになった上で、さらに1.2万円分のアマギフが手に入るということ。実質的にプラス収支からこのカードを使い始めることができるのです。
※「SAISON MILE CLUB」の登録料(5,500円)は別途かかりますが、アマギフ特典だけでお釣りが十分にきます。
特典を確実に受け取るためのステップ
- 紹介専用URLから申し込みページへ。
- 通常通りカードの審査・発行。
- 入会翌々月までに合計20万円以上を利用
- 条件達成後、Amazonギフト券がメールで届きます。
JALマイルを“最大化”しませんか?
まとめ:JALマイルを最速で貯めたいなら、今が「史上最強」のタイミング
今回の内容をまとめると、セゾンプラチナビジネスがJALマイラーにとって最強である理由は3つに集約されます。
- 本家超えの還元率:1.125%という驚異のマイル蓄積スピード。
- 無期限の安心感:永久不滅ポイント経由でマイル失効のリスクを回避。
- 圧倒的な初期メリット:初年度年会費無料 + 紹介特典アマギフ1.2万円。
「まずは1年間、無料で使ってみて、どれだけJALマイルが貯まるか試してみたい」 そんなJALマイラーの願いを、これ以上ない形で叶えてくれるのが今のキャンペーンです。
1.125%の爆速還元と、1.2万円のボーナスを両取りして、次の旅へのカウントダウンを始めましょう!
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