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2019年、私はベトナム出張でコツコツとプレミアムポイントを積み上げ、最後は沖縄プレミアムクラスを1往復してANAスーパーフライヤーズカード(SFC)を取得しました。
当時は「一度修行を終えれば、あとは年会費を払い続けるだけ」。それがSFCの大きな魅力でした。
しかし、2026年4月にANAから発表された新制度では、その常識が大きく変わることになります。2028年からは、SFCのサービス内容が「SFC PLUS」と「SFC LITE」に分かれ、年間300万円のANAカード・ANA Pay決済が重要な条件として追加されました。判定は2026年12月16日から2027年12月15日までの決済額で行われます。
「これからSFC修行を始めようと思っているけれど、今でも目指す価値はあるの?」
「カードはゴールドでいいの?それともプレミアムカードへアップグレードした方がいい?」
私自身が2019年にSFCを取得した経験と、2026年に発表された最新制度を比較しながら、これからSFCを目指す方が後悔しないための考え方を、実体験を交えて詳しく解説します。
2026年のSFC新制度で何が変わったのか
2026年4月、ANAからSFC(スーパーフライヤーズカード)の新制度が発表され、多くのSFC会員や修行僧の間で大きな話題となりました。
私自身、2019年にSFC修行を経験した一人として、この発表を見たときの第一印象は、
「修行が終われば安心、という時代ではなくなったんだな」
というものでした。
2019年当時は、プレミアムポイントの条件をクリアしてSFCへ切り替えれば、その後はカードを継続して保有することで、ANAラウンジやスターアライアンスゴールドなどの特典を利用し続けることができました。
しかし、新制度ではその考え方が大きく変わります。
これからSFCを目指す方は、修行だけでなく、その後のカード利用まで含めて計画を立てる必要があります。
まずは、新制度で何が変わったのかを簡単に整理していきます。
修行だけで終わる時代は終わった
これまでのSFC修行は、プレミアムポイントを50,000PP獲得することが最大の目標でした。
私も2019年当時は、「50,000PPを達成すればゴール」という考えで修行を進めていました。
もちろん修行そのものは決して楽ではありませんでしたが、「一度頑張れば、その後は長く特典を受けられる」という魅力が、多くの人をSFC修行へと駆り立てていたと思います。
しかし、2026年に発表された新制度では、その”ゴール”の考え方が変わりました。
修行を終えてSFCを取得することは、あくまでもスタートラインとなり、その後も一定のカード利用実績によってサービス内容が変わる仕組みが導入されます。
つまり、
「修行さえ終われば安心」という時代から、「修行後も戦略が必要な時代」へ変わった
と言えるでしょう。
SFC PLUSとSFC LITEで何が変わるのか
新制度では、SFC会員は利用状況に応じて「SFC PLUS」と「SFC LITE」の2つに区分されます。
最も大きなポイントは、年間300万円以上の決済を達成できるかどうかです。
SFC PLUSでは、これまでと同様にANAラウンジの利用やスターアライアンスゴールドの特典に加え、毎年5,000マイルのボーナスも用意されています。
一方で、年間300万円未満の場合はSFC LITEとなり、一部のサービス内容が変更されます。
つまり、これからSFCを目指す方は、
- プレミアムポイントをどう貯めるか
- 年間300万円の決済をどう達成するか
この2つをセットで考える必要があります。
この制度変更により、カード選びの重要性もこれまで以上に高まりました。
私自身も、新制度を知ってから「もし今からSFC修行を始めるなら、最初にカード選びから考えるだろう」と感じています。
2019年に私がSFCを取得した方法

ここからは、私自身が2019年にSFCを取得したときの話を少し振り返ります。
当時は今のようにブログで記録を残すことを考えていなかったため、搭乗券や当時のプレミアムポイントの詳細な記録は残っていません。
そのため、この記事では細かい便名や獲得ポイント数を正確に再現するのではなく、実際にどのような流れでSFC取得まで進めたのかを、覚えている範囲でお伝えします。
私の場合、いわゆる「修行だけのために飛行機に乗る」というよりも、まずは仕事での海外出張が大きなきっかけでした。
ベトナムへの出張でANAのエコノミークラスを何度か利用しており、そのたびにプレミアムポイントが少しずつ積み上がっていきました。
最初から完璧に計画されたSFC修行というよりは、出張で自然に貯まったプレミアムポイントを見ながら、「ここまで来たならSFCを目指そう」と考えるようになった、という方が実感に近いです。
ベトナム出張のANAエコノミーでプレミアムポイントを積み上げた
2019年当時、私はベトナムへ出張する機会が何度かありました。
その際に利用していたのがANAのエコノミークラスです。
ビジネスクラスやプレミアムエコノミーのように一気に大きくプレミアムポイントを稼げるわけではありませんが、国際線のため、国内線だけで積み上げるよりも効率よくポイントが貯まっていきました。
当時は、今のように細かくブログ用の写真を撮ったり、搭乗記として記録したりしていたわけではありません。
ただ、ベトナム出張を重ねる中でプレミアムポイントが増えていき、「あと少しでSFCが見えてくる」という状態になったことはよく覚えています。
この段階では、完全な修行というよりも、仕事での移動を活用しながら自然にSFCへ近づいていった形でした。
今振り返ると、出張とSFC修行がうまく重なったタイミングだったと思います。
最後は沖縄プレミアムクラス1往復で50,000PPを達成
ベトナム出張である程度プレミアムポイントが貯まったあと、最後に不足していた分を補うために利用したのが、沖縄へのプレミアムクラス1往復です。
SFC修行では、沖縄路線は昔から定番のルートのひとつです。
距離が長く、プレミアムクラスを利用するとプレミアムポイントを効率よく獲得できるため、最後の調整に使いやすい路線でした。
私の場合も、最後に沖縄へプレミアムクラスで1往復することで、SFC取得に必要な50,000プレミアムポイントを達成しました。
当時の感覚としては、「これでようやく終わった」という達成感が大きかったです。
ベトナム出張で積み上げたポイントに、最後の沖縄往復を足してSFCに到達したので、純粋な修行というよりも、仕事と修行が混ざったような取得方法だったと思います。
そして2019年当時は、50,000PPを達成してSFCを取得できれば、それがひとつの大きなゴールでした。
カードを継続して持ち続けることで、ANAラウンジやスターアライアンスゴールドの特典を長く使える。
そう考えていたからこそ、最後の沖縄プレミアムクラス1往復も、迷わず実行できたのだと思います。
2019年と2026年以降では何が違うのか
ここまで私自身のSFC取得体験を振り返ってきましたが、2019年当時と2026年以降では、SFCを目指すうえで考えるべきポイントが大きく変わっています。
2019年は、50,000PPを達成してSFCを発行することが大きなゴールでした。
しかし、2026年以降はSFC取得後のカード決済や維持条件まで含めて考える必要があります。
2019年は「修行=ゴール」だった
2019年当時のSFC修行は、とてもシンプルでした。
目標は、1年間で50,000プレミアムポイントを獲得すること。
その条件をクリアしてプラチナステータスに到達すれば、SFCを申し込むことができました。
当時の感覚としては、
「50,000PPを達成すれば終わり」
という気持ちが強かったです。
もちろん、SFCカードを継続して保有する必要はありましたが、毎年300万円の決済を達成しなければサービス内容が変わる、という考え方はありませんでした。
そのため、2019年のSFC修行は、良くも悪くも「飛行機に乗ってプレミアムポイントを貯めること」に集中できました。
考えるべきことは多かったものの、ゴールは非常に分かりやすかったです。
2026年からは「修行+カード戦略」が必要になった
一方で、2026年以降にSFCを目指す場合は、以前のように「修行だけ」で考えることはできません。
もちろん、SFCを取得するためには、これまで通りプレミアムポイントを貯めてプラチナステータスを目指す必要があります。
ただし、新制度ではその後のサービス内容が、ANAカードやANA Payの年間決済額によって変わります。
年間300万円以上の対象決済を達成できれば「SFC PLUS」となり、ANAラウンジやスターアライアンスゴールドなどの特典を引き続き利用できます。
一方で、年間300万円未満の場合は「SFC LITE」となり、ラウンジ利用やスターアライアンスのステータス面で大きな違いが出ます。
つまり、これからSFCを目指す方は、
| 2019年当時 | 2026年以降 |
| 50,000PP達成を目指す | 50,000PP達成を目指す |
| SFC発行が大きなゴール | SFC発行後の決済戦略も重要 |
| 修行ルートが中心 | 修行ルート+カード選びが重要 |
| カードは維持できればよかった | 年間300万円決済をどう達成するかが重要 |
このように、2026年以降のSFCは、単なる修行ではなく、カード戦略まで含めた総合的な設計が必要な制度になったと言えます。
これからSFCを目指す人が考えるべきこと

これからSFCを目指す方は、以前のように「どうやって50,000PPを達成するか」だけを考えればよい時代ではなくなりました。
もちろん、SFC取得のためにはプレミアムポイントを貯めてプラチナステータスを目指す必要があります。
しかし、2026年以降の新制度では、その後のカード決済まで含めて考えることが重要になります。
私が2019年にSFCを取得したときは、ベトナム出張でANAエコノミーを利用し、最後に沖縄プレミアムクラス1往復で50,000PPを達成しました。
当時は、まずプレミアムポイントを貯めることに集中すればよかったので、考えるべきことは比較的シンプルでした。
しかし、これからSFCを目指す方は、最初の段階で次の3つを考えておく必要があります。
まず1つ目は、修行ルートです。
どの路線を使うのか、国内線中心で進めるのか、海外路線も組み合わせるのか。
仕事や旅行の予定と組み合わせられるのであれば、無理に修行だけのために飛ぶよりも、効率よくプレミアムポイントを積み上げることができます。
私の場合も、ベトナム出張があったからこそ、自然にプレミアムポイントを貯めることができました。
もしこれから目指す方で出張や旅行の予定があるなら、それをうまく活用できないかを最初に考えるのがおすすめです。
2つ目は、年間300万円の決済を現実的に達成できるかどうかです。
新制度では、SFC取得後のサービス内容にカード決済額が大きく関わってきます。
そのため、「50,000PPを達成できるか」だけでなく、「その後も年間300万円の決済を継続できるか」を考えておく必要があります。
ここで無理をしてしまうと、SFCを取得したあとに維持が負担になってしまいます。
日常決済、固定費、税金、事業決済など、自分が無理なく集約できる支払いがどれくらいあるのかを、事前に確認しておくことが大切です。
3つ目は、どのANAカードに決済を集約するかです。
同じ300万円を決済する場合でも、ゴールドカードで決済するのか、プレミアムカードで決済するのかによって、貯まるマイルや得られる特典は変わります。
年会費を抑えたい方であれば、ゴールドカードを中心に考えるのも選択肢です。
一方で、ANAマイルを国際線ビジネスクラスやファーストクラスで活用したい方、海外出張や旅行が多い方であれば、プレミアムカードを検討する価値もあります。
重要なのは、「みんなが使っているから」ではなく、自分の決済額、旅行スタイル、マイルの使い方に合ったカードを選ぶことです。
つまり、今後は修行ルートとカード戦略をセットで考える必要があります。
SFC修行前に確認したい3つのポイント
・50,000PPまでの修行ルートを組めるか
・年間300万円決済を無理なく達成できるか
・ANAマイルをどう使う予定か
ここまで考えたうえで修行計画を立てることが、これからSFCを目指す方にとって最も大切なポイントだと思います。
私ならこう選ぶ
もし私が今からSFCを目指すなら、まずは修行ルートよりも先にカード戦略を考えます。
理由は、2026年以降のSFCでは、50,000PPを達成することだけでなく、取得後にどのカードへ決済を集約するかが重要になるからです。
個人的に、年間300万円以上の決済を目指せるのであれば、ANA VISAプラチナ プレミアムカードは有力な選択肢になります。
理由はシンプルで、同じ300万円を決済するなら、できるだけANAマイルが貯まりやすいカードに集約したいからです。
ANAマイルは、使い方によって価値が大きく変わります。
特に国際線ビジネスクラスやファーストクラスで使う場合、1マイルの価値は大きく上がります。
私自身、海外出張や海外旅行の機会があるため、ANAマイルは単なるポイントではなく、旅の選択肢を広げてくれる重要な資産だと考えています。
もちろん、プレミアムカードは年会費が高いため、誰にでもおすすめできるカードではありません。
国内線の利用が中心の方。
マイルを主にSKYコインや国内線特典航空券で使う方。
年会費をできるだけ抑えたい方。
こういった方であれば、無理にプレミアムカードを選ぶ必要はないと思います。
ANAワイドゴールドカードなどで年会費を抑えながら、必要な決済を集約していく方が合っている場合もあります。
一方で、私のように海外へ行く機会があり、ANAマイルを国際線ビジネスクラス以上で使いたい方であれば、プレミアムカードを検討する価値は十分にあります。
特に新制度では、年間300万円の決済をどう達成するかが重要になります。
であれば、その300万円をただ決済するだけでなく、将来のマイル価値まで考えてカードを選ぶべきだと思います。
また、私の場合はANAカードだけですべてを考えるのではなく、他のカードとの役割分担も意識します。
例えば、ANAマイルを貯める決済はANAカードに集約する。
一方で、JALマイルやホテルポイント、空港ラウンジなど、別の目的がある決済は別カードを使う。
このように、カードごとに役割を分けて考えることで、無理なくマイルやポイントを貯めることができます。
大切なのは、「一番還元率が高いカードはどれか」だけで判断しないことです。
自分が年間300万円を無理なく決済できるのか。
貯めたANAマイルをどう使うのか。
年会費以上の価値を本当に感じられるのか。
海外旅行や出張の頻度はどれくらいあるのか。
ここまで考えたうえで、自分に合ったカードを選ぶことが重要です。
もし今から私がSFC修行を始めるなら、まずはANAカードを選び、年間300万円の決済計画を立てたうえで、修行ルートを組みます。
2019年のSFC修行は、「どの便に乗るか」が中心でした。
しかし、これからのSFC修行は、「どのカードで、どう決済しながら、どのルートで達成するか」まで考える必要があります。
そう考えると、新制度は確かに大変になった部分もあります。
ただ、最初からカード戦略まで含めて計画できるという意味では、これから目指す方にも十分チャンスはあります。
SFCを目指すなら、修行ルートだけでなく、カード選びまで含めて設計する。
これが、2019年にSFCを取得した私が、2026年以降にこれから目指す方へ一番伝えたいことです。
まとめ
私は2019年に「修行だけ」でSFCを取得できた世代です。
しかし、今後は修行ルートとカード戦略をセットで考える必要があります。
大変な制度変更ではありますが、最初から正しい知識を持って計画を立てられるという意味では、これから挑戦する方にも十分チャンスがあります。
この記事が、これからSFCを目指す方にとって、後悔のない計画を立てるための参考になれば幸いです。
ANAカード選びに迷ったら、関連記事も参考にしてください
ここまでお伝えしてきた通り、これからSFCを目指す方にとって、ANAカード選びは以前よりも重要になっています。
特に、年間300万円決済を目指す場合は、ゴールドカードで十分なのか、プレミアムカードまで検討するべきなのかによって、貯まるマイルや受けられる特典が大きく変わります。
また、ANAカードを新規で申し込む場合は、申し込み前に確認しておきたい「マイ友プログラム」もあります。
以下の記事では、ANAカードの選び方やマイ友プログラムについて詳しく解説していますので、これからANAカードを作る方はあわせて参考にしてみてください。




